2023/12/04
ペット遺品供養~家族の一員だからこそ愛用品をきちんと手放す~
<目次>
ペットの増加とともに悲しい別れも増える
近年ではペットを大切な家族の一員として扱う飼い主が増えてきています。
ペットフード協会によると2020年の全国の犬・猫の飼育数は1,813万頭 (犬:848万9千頭、猫:964万6千頭)で、子供(15歳未満)の1,533万人をはるかに上回っています。
犬や猫の平均寿命は15年程度で、それだけ別れも多いのですが、大事な家族だからこそ真心のこもった手厚い供養をしてあげたいと火葬などのペット葬をして、お骨上げをするスタイルが主流となっています。
スピリチュアルや風水ではペット遺品は手放すべき
手元に残されたおもちゃや服などのペットの遺品や遺骨をずっと家の中に保管し、そのせいで悲しみから逃れられない日々を送ってしまうことがあります。
スピリチュアルでは、動物はこの世に未練や執着のない生き物なので、魂はすぐにあの世へ旅立つそうです。
ただ遺品を家に残していると、ペットの魂が飼い主さんの想いを感じ取って心配になり、浄化されないまま家の中に残ってしまうことがあるそうです。特に、犬は飼い主さんに従順であるため、旅立ちの支障になってしまいます。
風水でもペット遺品を手放すことは重要です。
遺品が家の中にあると、つらい思い出が「殺氣」となって残り気の流れが悪くなってしまうからです。
マイナスの「殺気」を減らしプラスの「生氣」を増やすことが風水調整の基本です。遺骨も土に還すものであるという考えがあり、いつまでもそばに置いておくのは望ましくないとされています。
残酷なようですが、死んだ動物の魂は飼い主さんに忘れられることであの世へ旅立てます。
もし、あの世で寂しがっているのではないかと思ったとしても心配はいりません。
ペットに対して、スピリチュアルでポジティブなイメージを頭の中に描くことで、愛する動物たちも成仏することができ、強い悲しみや苦しみからも解放されます。
それでも、飼い主さんが亡くなった後、魂があの世へ行った際には、必ず愛犬や愛猫が出迎えてくれます。飼い主さんは、この再会を楽しみにしながら日々を生きるべきでしょう。
ペット遺品の手放し方
それではペットが旅立った後に、いつも使っていた食器や首輪、リードなどのペット遺品はどうすればよいのでしょう。
火葬の際に合わせて食器や首輪、リードなどのペット遺品を一緒に火葬したいと思う人がいるかもしれませんが、火葬で一緒に燃やせないモノもあります。
手紙や写真のほか、好きだったえさやおやつなどは少量であれば一緒に火葬することはできます。
しかしおもちゃやご飯やおやつなどの容器、首輪やリードなどはNGです。一緒に火葬してしまうと、火葬後の遺骨がきれいに残らなくなってしまうからです。
すぐに遺品を処分する気になれない人の方が多いため、まずは自分の気持ちが落ち着くのを待ってからどうするのかを決めても大丈夫です。
キャリー・ベッド、ケージ、カートなどがあれば、もらってくれる人が多くいるので、相手を探して差し上げるのも手です。ペット用品の中には高額のものもあるので、喜んで受け取ってもらえます。そのペットをよく知っていた知人に譲るのも良いでしょう。
ペット遺品供養とは?
ペット遺品供養は、ペットの愛用品や思い出品について、ゴミと一緒に処分するのは気が引ける、罪悪感があるなどの理由で、お寺や神社に依頼してきちんと手放す遺品供養のペット版です。
食器や首輪、リード、おもちゃ、服、ベッドなどペット遺品は様々です。
ペットを家族とみなして死後に火葬したり、お墓を作ることが一般化するなか、きちんとペットの遺品供養をしたいと考えるようになるのも自然な流れと言えるでしょう。全てを知人に譲るわけにもいかないため、ペット遺品供養を利用する人が増えています。
神社では人以外の動物は不浄な存在であるとして、立ち入りを禁止して人間とは一線を画すところが少なくありませんでしたが、最近は家族の一員であると認め、ペット用のお守りを授けたり、ペット遺品を供養してくれるところが現れています。
ペット遺品供養の効果は?
ペット供養の効果はきちんと感謝して手放すことで気持ちが軽くなるということですが、具体的にはどういうことでしょう?
お焚き上げサービスの「みんなのお焚き上げ」の調査で多かったものをご紹介します。
その人の生活環境や心境によって効果は様々なようです。
・罪悪感や畏れを感じず穏やかな気持ちになった。
・良い方法で手放せたと自己肯定感が得られた。
・直接捨てると気が引けるがそうしないで済んだ。
・遺品を天国に送れると思い温かい気持ちになった。
・新しい生活へスタートがきれる。
・断捨離が進めやすくなった
・運気が上がりそうな気がする。
ただ、ペットの遺品供養を行う神社やお寺はまだまだ少数派であり、ご自分で探すのは大変なためペット遺品を扱う代行業者に依頼することをオススメします。
通常は郵送でも受付けてくれますので、遠方であってもご利用できます。サービス業者を選ぶ際は、料金はもちろん、燃えないモノにも対応しているか、証明書を発行してくれるかなども確認しましょう。
「みんなのお焚き上げ」は歴史ある神社でペット遺品を飼い主の感謝を込めてひとつひとつ丁寧に供養いたします。
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