2023/12/04
靴にも思い出が沁みる。靴供養の神社
実はこれは筆者の息子が、まだまだ小さかった頃。
足が大きくなり、いよいよ靴を買い換えようということになりました。
気に入った新しい靴に喜んだかと思うと、古い靴を手にして泣き出しました。
「今まで一緒だったのに、捨ててしまうなんてかわいそう」とすがってきます。
当時の筆者は、「ありがとう!と言ってバイバイしようね~」というライトな対応をしたのですが、その後も靴を履きかえるたびに息子は涙ぐんでいました。
息子に限らず、その時一緒に過ごした靴に対して、人それぞれの思い入れは多かれ少なかれあると思うのです。特に、亡くなった方が大切にはいていた靴であれば、なおのことだと思います。
「今日はゴミの日だから」といって、捨ててしまうことはそうできないでしょう。
スピリチュアルの世界では、靴に限らずモノにはすべて持ち主のオーラがついていると考えられています。たとえば、モノに触れながら持ち主の心の状態をリーディングする手法もあります。
そう考えると、心穏やかに感謝を以って靴を処分したほうが、気持ちも救われるのではないでしょうか。
たとえば、東京・台東区の浅草玉姫稲荷神社では、靴供養のお祭があるそうです。
春と秋の年2回行われているようで、お焚き上げもしてくだるし、境内には靴の露天が並ぶそうで多くの人で賑わうのだとか。
同じく東京の延壽寺でも、祈祷を行い供養をしてくださるとのこと。
どちらも公共交通機関を使って参拝できますので、故人の靴の処分に困っている方や、家族や自分の靴を大切に処分したいという方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「みんなのお焚き上げ」はお焚き上げのポイントを全てクリアしている神社と提携しています。お世話になったお品を持ち主の感謝を込めて供養いたします。
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