七夕短冊処分|願いのこもった七夕の短冊の処分はどうしたらいい?
七夕飾りのはじまり
年に1回だけ短冊に願いを書いて飾る七夕。家族のみならず幼稚園や学校行事やショッピングモール、ホテルでのイベントでもおなじみです。
七夕は中国の「乞巧奠(きこうでん)」という織姫と彦星を祀る行事で、織物や裁縫などの技芸の上達を祈って糸をお供えしていたのが起源といわれています。高価な糸が布になり、庶民に広まるにつれ安価な紙に変化していきました。
日本では奈良時代に宮中行事として行われ、江戸時代に寺子屋の生徒が短冊に願い事を書き始めたのをきっかけに、書道などの上達を願う風習に発展し、それから思い思いの願いを書くようになったようです。
笹竹は青々として生命力に溢れ、古くから精霊や神の拠り所とされてきました。笹は真っ直ぐに伸びるため、願いも真っ直ぐに伸びるようにということと、笹の葉がサラサラとこすれ合う音が、天にいる神様や御先祖様に届きやすいという思いから短冊に使われています。
願い事を書くヒケツ
短冊の書き方は「~になれますように」や「~できますように」のようなお願いする書き方ではなく、「~なれる」や「~できる」のように言い切ることがポイントです。
言い切ることで自分自身の意識が変わり、実現しようという未知の力も働くことで願いも叶いやすくなると言われています。
短冊の処分方法
飾り付けは七夕の前日の夕方頃から飾ります。せっかくの七夕飾りなので、1〜2週間前から飾る人が多いようです。7日当日の夜には取り外すのが通例です。家庭のゴミとして処分する場合に、少しでも配慮をしたい方は白い紙に包んで可燃ゴミの日に捨てる方法があります。
捨てるのが忍びないという方は、神社などでお焚き上げする方法もあります。
お焚き上げの意味は、願い事が炎で浄化されて天に届くように祈ることなのでよりよい処分方法といえるでしょう。
お焚き上げの効果
お焚き上げの最大の効果は、きちんとモノに感謝して手放すことで気持ちが軽くなるということですが、七夕の短冊について、具体的にはどういうことでしょう?
お焚き上げサービスの「みんなのお焚き上げ」の調査で多かったものをご紹介します。
個人のほか職場でまとめてご依頼することもあるようです。
・書いた人の願いを天に届けられた気がした。
・直接捨てると気が引けるがそうしないで済んだ。
・捨てたことを知られた時の失望感を回避できた。
・人の気持ちを大切にする姿勢を願いを書いた人にアピールできた。
・ゴミ処分を周囲に見られるリスクを避けられた。
ショッピングモールや宿泊施設、商店街、塾、小売店、施設などの七夕飾りで、願い事を短冊に託すことも増えてきました。
七夕が終わったら、ゴミとして処分せず、人々の想いを大切にまとめてお焚き上げに出してくれるところもあるようです。
目に見えないところでのさりげない気遣いは嬉しいものですね。
さて、あなたは今年どんな願いを託しますか?
「みんなのお焚き上げ」は短冊をきちんとお焚き上げするのに便利です。キットを取り寄せて宅配便やポスト投函するだけで、由緒ある神社に奉納されます。届いたお焚き上げ証明書で願いを託した方にも安心いただけます。
お焚き上げの煙とともに願い事を天に届けてみてはいかがでしょうか。
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