年賀状の処分|年賀状をずっととっておくのはNG!?|開運処分法3選
<目次>
年々減少もいまだ圧倒的な発行枚数
最近は、携帯電話やスマートホンで新年のご挨拶をすます人が多くなりましたが、元旦に届いた親しい人からの年賀状をのんびりと見るのは、心が和むひとときです。ところがこの年賀状、風水的にみると何年もとっておくのは、仕事運や将来運を下げると言われています。
ここでは年賀状の処分についてご説明します。
メールやSNSの普及で年賀状を書かなくなった人も多いのではないでしょうか。
実際に、年賀状の発行枚数は2003年の44.5億枚をピークに、2022年の当初発行枚数は前年比10.2%減の16億4000万枚となりました。実に14年連続で減少しています。
シニア世代を中心に年末の負担を減らしたり、人間関係の整理を目的として年賀状を今年限りとする「終活年賀状」も一般化し、「師走の慌ただしさがこたえる年齢となってまいりました。本年をもちまして年賀状をご遠慮させていただこうと考えております」などと年賀状じまいの文面が予め印刷されている年賀状の売れ行きも好調です。
パイロットコーポレーションが実施した「2022年ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」では、新年の挨拶に使うツールとして、年賀状を上回りLINEなどのメッセージアプリが首位になっています。
当初発行枚数は減少していますが、年賀状を送る理由に「コロナ禍のご無沙汰」を挙げる方も多いようです。
以下メール、電話、インスタグラム、フェイスブックと続きますが、年賀状はコストや準備の手間が掛かることが敬遠する主な理由のようです。
それでも国民1人あたり15枚程度も書いている計算で、新年を迎えるにあたっての一大行事であることに変わりありません。
元旦に届いた親しい人からの年賀状をのんびりと見るのは、心が和むひとときです。
毎年、子供さんの成長の様子や家族旅行の楽しそうな写真はほっこりするものです。自筆で近況などが書き綴ってある年賀状や趣味の版画や絵手紙なども嬉しいものですね。
それでは、みなさんはもらった年賀状はどうしているのでしょうか?
「お焚き上げどっとこむ」が100人ネットアンケートを実施しました。
年賀状捨てる派、とっておく派はほぼ同数
結果は、全部または一部をとっておく人が48%、全部捨てる人が52%となんとほぼ同数でした。
とっておく理由は、
・思い出になる。
・なんとなく。
・住所録代わりにしている。
・捨てるのが忍びない。
捨てる理由は、
・たまってかさばる。
・特にこだわりがない。
・断捨離を徹底している。
捨てる基準は、
・一定期間経過したら(3~5年程度)。
・手書きでなく印刷だけのもの。
・交流がなくなった。
・相手から届かなくなった。
年賀状をとっておくと答えたなかで「捨てるのが忍びない」という人が14%いました。
故人が写っている、結婚や出産の報告写真の年賀状は特に心苦しいとのこと。
なんとなく分かるような気がしますね。
年賀状処分、風水では開運!?
大切な人からいただいた年賀状で、生きていく上での励みになるようなら、急いで手放すこともありません。
ただし、風水では、年賀状は縁起物とされています。心のこもった年賀状は、幸せの「お福分け」で、1年で返納するお守りやお札と同じく、その年限りのものです。運気が下がらない保管期間は1~2年間とされています。
ホッとしたり、心に残るような年賀状はとっておき、見返すことのない年賀状は思い切って処分してしまうのがよいようです。また、紙は悪い気を吸いやすいため、早めに手放すことが開運につながるとも言われています。
福をいただいたことに感謝して礼を尽くして処分することは、双方にとって悪いことではありません。
運気が上がる年賀状の処分方法
それでは年賀状はどのように処分すれば良いのでしょうか?
年賀状を処分する前に、年賀状を住所録代わりにしている人は、記録漏れがないかを確認しておきましょう。
どうしても処分するのが忍びない場合は、年賀状をスキャンして電子化する方法もあります。
最近のスキャナーは高性能化しており、大量のハガキでもコピー機のように束ねてセットするだけで電子化できるタイプのものが便利です。何より簡単ですし、そのまま捨てるよりは、ずいぶんと気持ちが軽くなるのではないでしょうか?
富士通の「ScanSnap」は長らく人気のベストセラーでオススメです。
燃えるゴミとして処分する
個人情報の流出に留意することが重要です。
個人情報を守って年賀状を処分する方法としては、以下があります。
マジックペンなどで黒く塗りつぶすだけでは、文字が浮かんで読取りできることがありますので、おすすめしません。
・年賀状を細かく切って、ゴミ袋を分けて捨てる。
・シュレッダーで断裁してから捨てる。
・セキュリティスタンプで文字や幾何学模様で住所や氏名を上書きして読取不可にして捨てる。
「ケシポン」という名前のスタンプは有名ですが、ローラータイプ、糊一体型と好みに応じてお手軽に入手できます。
・接着剤で塗り固めてガムテープで巻いてから捨てる。
上の方法が面倒な場合は、年賀状を束ねて側面を瞬間接着剤で塗り固めます。乾いた後に年賀
状と分からなくなるまでテープでぐるぐる巻きにします。
個人情報書類回収BOXを利用する
コンビニのナチュラルローソンの一部店舗(東京23区で約60店舗)では、個人情報を含む郵便物などをセキュリティに配慮しながら、再生紙の原料としてリサイクルする個人情報書類回収BOXを設置しています。
ちなみに郵便局で回収してくれるサービスは、2003年春に廃止されており、現在の日本郵便では行なっていませんのでご注意ください。
お焚き上げを利用する
お守りやお札のように年賀状もいただいた方の気持ちに感謝し、きちんと手放せる方法がお焚き上げです。
ただし、最近は神社やお寺では近隣の住民への環境を配慮してダイオキシン抑制のために焼却量を減らす傾向にあります。
お守りやお札などの授与品のみに限定し、年賀状を受け入れてくれるところは多くありませんので事前の確認が必要です。
自分で焼却する方法もありますが、宗教行事を除く野外での焼却は、自治体の多くが条例で禁止していますので、おすすめしません。
お焚き上げサービスの「みんなのお焚き上げ」の調査で多かったものをご紹介します。
その人の生活環境や心境によって効果は様々なようです。
・罪悪感を感じず穏やかな気持ちになった。
・良い方法で手放せたと自己肯定感が得られた。
・直接捨てると気が引けるがそうしないで済んだ。
・長年の胸のつかえが取れた。
・新しい生活へスタートをきることができる。
・断捨離が進めやすくなった
・運気が上がりそうな気がする。
「みんなのお焚き上げ」はお手頃な郵送型のお焚き上げサービスです。キットに付属の送付用封筒に年賀状を入れてポスト投函するだけで手続き完了です。
提携神社でお焚き上げしてくれて、希望者には証明書が送られます。
SNSやメール、年賀状いずれにしても、新年を迎えるにあたり相手との関係を見つめて、大切にする気持ちは忘れないでいたいものですね。
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